宇宙旅行 まとめてみた【2020年10月更新】

サイエンス

私は 宇宙旅行 が夢です。いつか宇宙に行きたいと思って十数年。

手軽にいけるなら「宇宙、行ってみたいかも」と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、現段階で発表されている宇宙旅行計画をまとめました。

宇宙に行きたい皆様の参考になれば幸いです。



宇宙旅行 No1

まずは、一番贅沢で高価な旅から。
スペースXAxiomSpace(アクシアム・スペース)が契約を結んで、
2021年後半までに有料で民間人を宇宙旅行させる計画です。

搭乗人数は3名で、期間は10日間。
1日かけてISSにたどり着いて8日間滞在し、1日でかけて帰還します。

さらにこの旅行の魅力はISSでの業務を邪魔しなければ

ISS内を自由に行動できるというところ。


最大6人の宇宙飛行士と合流する予定になっています。

宇宙船はクルー・ドラゴン

価格はなんと1座席5500万ドル(約58億円)

とても一般人に手を出せる値段ではないですが、
あこがれの”ISS滞在”が民間人でもできる時代がすぐそこなんですね。

ちなみに最初の搭乗者3名はすでに決まっており、代金も支払い済だそう。

宇宙旅行 No2

次にスペースXとスペース・アドベンチャーズが契約を結んで、
宇宙船単独でISSよりも2~3倍の高度(高度800km~1200km)を5日間以上飛行させる計画。

こちらの計画は2021年末から2022年半ばごろ実施予定。

搭乗人数は最大4名。
宇宙船はこちらもクルー・ドラゴン。

価格は5000万ドル未満(約52億円)とこちらもかなりの高額旅。

ただISSよりも高い高度を周回するということでより宇宙を感じられる旅になりそうですね。

宇宙旅行 No3

最後はヴァージン・ギャラクティック社が計画している宇宙旅行。

大気圏を超え高度100kmを目指します。

宇宙滞在時間は5分間。飛行時間合計90分間の宇宙旅行になる予定です。

こちらの計画は2021年には実施できる見通しが立っているそう。
すでに予約も受け付けていて、600人もの方がこの宇宙旅行のチケットを手に入れています。

搭乗人数は6人(+パイロット2人)、「18歳以上で一般的に健康な人」ならだれでも応募できます。

参加料金は25万ドル(2600万円)
※宇宙旅行フライト費用と3日間の準備訓練費用も含む

宇宙船はスペースシップ2
こちらはロケットのように打ち上げられるのではなく自力で滑走し離着陸及び大気圏突入・離脱を行います。
飛行機のような形をしたとてもかっこいい機体です。

ちなみに、「株式会社クラブツーリズム・スペースツアーズ」というサイトから日本人も予約ができるようになります。

費用も上2つに比べると圧倒的に低く、訓練なども計画内に入っていますし、
なにより実施の目途が立っているので早く宇宙に行きたい!という方はこちらのツアーを是非チェックしてみてください。

おまけ

ほかにも、ブルーオリジンからも民間宇宙旅行が発表されていましたが、
今のところ詳細は分かっていません。
アルテミス計画で忙しいのかもしれませんね。

まとめ

現段階で発表されている宇宙旅行は3つあります。

それぞれ旅行の内容も全く違ってどれを選ぶか迷ってしまいますね。

わたしだったら、2つめに紹介したクルー・ドラゴンで5日間宇宙空間を飛行する旅に行きたいです。

クルー・ドラゴンは日本人宇宙飛行士の野口さんも11月に搭乗予定の宇宙船です。内装が近未来感あふれていてとても素敵で、わたしも乗ってみたい!と初めて見た時から思っていました。

値段が値段なのでそう簡単ではないですが、旅先の候補に「宇宙」が入る日もそう遠くないかもしれませんね。

さて、今回は現段階で発表されている宇宙旅行をご紹介しました。

参考になればうれしいです。

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